【日本の常識は世界の非常識?!5月香港行ってきました!】

先日、世界の金融事情の視察のため香港に行ってきました🇭🇰
これで香港へ渡るのは6回目となりました!

普段日本国内で生活をしていたら知り得ない情報を得るために、自分の足で香港に渡り、しっかりとライセンスを持って営業している金融機関の方から学ぶ。
これって、相当特別なことです。
そんなことしてる人、日本で何人ですか?のレベルだと思います。
本当に貴重な経験です。
 
 
今日は改めて、
なぜわざわざ香港まで行くのか?
なぜ日本で学ぶだけではダメなのか?
について書いていきます!
 
 
お金の話に関してはとりわけ、
どこで学ぶか?
誰から学ぶか?
この2点がとても重要だと思っています。
 
 
まず、どこで学ぶか?
について。
 
 
今はインターネット1つで世界中にアクセスできる時代ですが、
日本においては金融ほど情報が制限されている分野は無いと、世界に出てみて改めて思います。
日本のインターネットでは、海外の金融情報について検索しても、ほとんど正確な情報は出てきません。(なぜか?について気になる方は聞いてください)
 
 
日本国内で生活していると、
お金は増えない
この概念が当たり前ですよね。
保険にしても、投信にしても、
まず元本(自分が投じた資金)が2倍や3倍に増えるなんてありえない。
そんな商品は、詐欺だ!
これが日本人の感覚だと思います。
 
 
でも、一歩世界に出て金融事情を視察してみると、その概念は180度変わります!
海外の金融先進国では、
お金が増えない商品なんて詐欺だ!
という感覚です。
例えば、日本の定期預金のように、
5年預けても利率0.1% 
つまり、100万円を5年間預けても101万円にしかならない商品なんて、
海外の方からしてみれば詐欺なんですよ。
日本では一般的と思われている利率0.1%の定期預金は、香港で売ったら「なんだこの詐欺商品は!!」と言われてしまうでしょう。
 
 
こちらは、先日行った時にたまたま見つけた香港の銀行で販売されてる定期預金です。定期預金で利率2.12.2%くらいはありますよね。

ちなみに、下の11.48%の商品は「外貨連動預金」です!
銀行で普通に11%を超える商品が売ってるって、すごくないですか?!笑
しかも、香港はもともと金融発祥の地であるイギリスの領土だったため、金融に関する法律はほぼそのまま踏襲されています。そのため、日本よりも金融商品に対する規定などは厳格に定められてます。その中で、11%超えの商品やはりこれが日本と世界の金融の差ですよね!
 
 
私自身、お金の勉強を始めた当初まだ何もわからなかった頃にこのことを知った時、直感的に
「あ、これお金のことを日本国内で学ぶには限界があるな。」と思ったんです。
「日本国内で学んでいても、自分が求めているような運用はできないな。」と。
 
 
そして次に、誰から学ぶか?
という話になりますが、
 
 
当然、日本国内の事情しかわからない日本人のFP、銀行員、保険マンから学ぶよりも、
海外の金融事情に精通している人から学びたい。
と思いました。
英語で学ぶほどの語学力は無いので、
海外で勉強している日本人で、正しい情報を与えてくれる人から学びたいと思っていました。
 
 
そう願っていたことが功を奏したのか
運良くその機会に恵まれ、
自分も海外で学ぶチャンスを得ることができ
私は現在香港に通って勉強させてもらっています。
 
 
繰り返しになりますが、
世界の金融事情は日本と大きく異なるということをまず知ってほしいです。
そして、日本国内に居ては、海外の常識を知ることはできないということも。
 
 
じゃあどうすればいいのか?
日本と海外のメリット・デメリットを比較して話してくれるような広い知識のある日本人から学ぶべきだと思います。
そして私自身も、日本と海外の両方の視点を大切に
適正な「金融教育」を日本に広めていきたい!
そんなことを改めて感じた香港視察でした✨
 
次回は7月です!

働いても働いても、生活が楽にならないのはなぜか?③

本記事では、
前回の記事から生まれた疑問
「一生働き続ける以外に、生きていく方法はないのか??」
について、私なりの答えを書いていきますね。
 
ずばり結論を言いますと、、、
あります!
更に言うと、
非常に簡単で当たり前で誰でもできることです
 
 
 
とゆうことで皆さま、
希望を持って記事を読み進めていってくださいませ🙇‍♀️笑
 
 
私はいま、2ヶ月に1度香港へお金の勉強をしに行っていますが、そこでは海外の人のお金に対する意識・考え方を学ぶことができます。
毎回、とても新鮮で貴重な経験をさせていただいていることに感謝です。
 
 
海外(金融先進国)では、日本人のように
「生きていくためには、一生働いてお金を稼ぎ続けなければいけない。」
と考えて仕事をしている人はほとんどいません。
 
 
じゃあ、みんなどこを目指して働いているのか??
 
 
彼らの"働くことのゴール"は、
運用から得る利息で生活ができる状態になること
です。
運用利息から得られる収入が、自分の仕事の給料を上回った時が、仕事を辞めるとき。
つまり"働くことのゴール"です。
 
 
例えば、
5000万円の資金を年率8%のリターンで運用できれば、
年間400万円の運用利息が生まれますよね。
さらに1件不動産投資などをしていれば、
家賃収入が10万円/月、年間120万円。
トータルで520万円/年の運用利息です。
「年間520万円あれば暮らしていけるよね」
って事で仕事を辞めるのです。
(もちろんこの金額は人によるのであくまで一例ですが。)
 
アメリカの20代〜30代の間で、🔥FIREムーブメント🔥というものが流行っていることをご存知でしょうか?
FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的に独立して早期退職)
この記事のように、
経済的に独立して早期退職をするためには、
若いうちにしっかりと働きお金を稼ぎつつ、
同時にお金にも働いてもらうという仕組みを作ることが大切です。
それが、資産形成なのです。
 
 
 
 
ちなみに💡
『r > gの法則』というものをご存知でしょうか?
フランスの経済学者トマ・ピケティが
著書「21世紀の資本」で提唱した有名な法則です。
r(リターン)とは、
株や不動産など、資産運用から得られる利益率のこと。
g(グロース)は、経済成長率。
働いて得る、所得の伸び率とも言えます。
 
r > g つまり、所得の伸び率よりも資産運用から得られる利益率の方が大きいのです。
だから、稼ぐことと資産運用をすることは、同時にやるべきなのです☝︎
だって、稼いでから資産運用しようとするよりも、同時進行でやった方がより早く効率的に資産を増やすことができるから。
 
 
 
 
自分が働いてお金を稼ぐことは頑張るのに、
お金に働いてもらいお金を生み出すという考え方が、
まだまだ日本人には浸透していないと感じます。
 
それもそのはずです。
 
日本には、
お金の勉強ができる機会もなければ、
FIREできるような金融商品もないからです。
 
 
だから私は世界に出て勉強するのです。
金融後進国の日本で勉強するよりも、
金融先進国の香港で勉強する方が、
圧倒的に有益な情報が得られます。
 
 
というわけで、
「一生働き続ける以外に、生きていく方法はないのか??」
という疑問に対する私なりの答えとしては、
✔︎自分が働きつつお金にも働いてもらうということ(=資産形成)を、若いうちから同時進行で行なっていくこと
✔︎そのために必要な知識について、しっかりと本やセミナーなどで勉強すること
の2点かなと思います!
 
(※あ、ちなみに、セミナーは有料のものが良いと思います。
私は過去に、無料のもの・有料のもの合わせて100回以上ものセミナーに参加してきましたが、有料のものの方が圧倒的に質が高いです。
また私自身も有料でセミナーを行っていますが、「お金を取るからにはそれだけ有益な情報を提供しなければ!」という義務感から、スピーカーは頑張って喋ります。結果、顧客満足度は有料のものの方が高いように思います。)
 
 
 
私自身も、毎月34000円の積み立てプランを
FIREのためにコツコツとやっています。
 
難しい知識はいりません。(だって、アメリカでは小学生から資産形成の勉強をしているのですから!)
大事なポイントさえ押さえてしまえば、
資産形成は誰でも簡単にできます
私自身が勉強すればするほどそう感じたから。
だから、色んな人に発信していきたいです。
 
 
いま、一歩踏み出してみることで、
将来のあなたの人生はきっと変わると思います!
そしてきっと、一歩を踏み出した自分に感謝をする時が必ずきます!
私がそうであったように😌
 
 
以上、ここまで長い記事にお付き合いいただきありがとうございました!
また読んで下さい😊
 

働いても働いても、生活が楽にならないのはなぜか?②

本記事では、
前回の記事の最後の質問
「会社は何を基準に私たちのお給料を決めているのでしょうか??」
という問いについての答えを書いていきますね。
 
例えば、コンビニのアルバイトのお給料を例に見てみましょう。
2018年10月時点で最低賃金が最も低い鹿児島県では
コンビニのアルバイトは
平均時給が770円くらいです。

 
が、最低賃金が最も高い東京で
コンビニのアルバイトを探すと
平均時給は1100円以上がザラ。

 
なぜ同じコンビニなのに、鹿児島と東京では300円以上も差があるのでしょうか??
 
 
私は最初、都内と地方では人口が違うから
お客さんも多いため、仕事が非常に忙しく
給与が高いのだと思ってました。
 
でも、そうじゃありません。
 
都内はたしかに人口は多いけど、その分
それに見合った数のコンビニがあるので
1店舗あたりが抱えるお客さんの数は
そこまで劇的には変わりません。
深夜なんて店舗はガラガラです。
 
レジ打ち・清掃・品出しなど
仕事内容はまったく同じはずなのに
給与は約1.5倍。
 
都内のコンビニ店員さんは
地方のコンビニ店員さんに比べて
相当リッチな生活を送れてるんでしょうか?
 
答えは、Noです。
 
何故なら、この時給の差額は
地方と都内での生活費の差だから。
 
私には鹿児島県出身で現在都内に住んでいる友達が居ますが、
鹿児島では、野菜や果物、肉・卵といった生鮮食品は都内に比べると半額以下で購入できるそうで、東京に出てきた時の物価の高さに初めは驚いたと言っていました。
 
そして、食べ物意外にも都内では、家賃や光熱費などもめちゃくちゃ高いんですよね。
 
なので、別に豪遊をするわけでもなく
質素な生活をしても、都内は地方に比べて
生活費がかかる。
 
この生活費というものが
雇用主が労働者の給与を決める
大きな要素になっています。
 
 
どういうことか詳しく説明していきますね!
 
 
雇用主は、明日もあなたに今日と同じように
元気に働いてほしいと思っています。
 
それはあなたに元気でいて欲しい、とかではなく
毎日同じように労働力を提供して欲しいから。
 
なので、明日も元気に働けるように
一般的な生活に必要となる金額を支払います。
 
 
ドイツの経済学者のマルクスは、この費用を
労働力再生産コスト
と言っていますが、平たく言うと生活における必要経費(=生活費)です。
 
この生活費 = 労働力再生産コストには
食費や家賃以外にも色々な物が含まれて
働く人の家族が生活できる為の費用や
高度な技術・知識が必要な職業の場合は
その習得にかかる費用も含まれます。
 
会社で20代の若手社員よりも
50代のおじさんの方が給与が高いのは
一般的には、その年代だと子供や家族がいて
若手社員よりも生活費がかかるから。
 
発展途上国の人々の給与が安いのは
彼らの国の物価が安いので
その金額でも生活をしていけるから。
 
医者や宮大工さんの給与が高いのは
その高度な知識や技術を身に着けるのに
今まで学費や労力がかかっているからで
その費用を後払いの形で給与で払ってます。
 
つまり、給与は努力量で決まるわけではないので「頑張れば給料が上がる!」というのは違うということです。(外資系金融機関などは歩合制のところが多いためこれとは少し違う話になります。)
 
例えば、営業職の人が努力をして
先月の3倍の売り上げを作ったとしても
若干の報奨金が出るくらいで
給与が3倍にはなりません。
 
何故なら、その営業成績を作る為に
生活費が3倍になるわけではないから。
 
若手社員がバリバリ仕事をして
50代のおじさんより仕事ができたとしても
生活費はおじさんの方が上なので
もらえる給与は、おじさんが上。
 
会社が考える給与額は、あくまでも
再び労働力を提供してもらえるように
今日一日生活するのに必要な金額です。
 
そこには、労働者が豊かになるようにとか
十分な貯蓄が蓄えられるように、とかは
考慮されません。
 
つまり、今後もずっと毎日同じように
延々と働き続けないと生活はできないし
それで送れるのは標準的な生活レベルで
会社の給与は、あなたが豊かになるようには
出来ていないってことです。
 
私は昔「特別に贅沢をしているわけでもなく普通に生活してるだけなのに、なぜか月末になると1ヶ月のお給料を全て使い切ってしまって、貯金ができないんだよなぁ。。。」
と思っていましたが、
それって当たり前のことなんですよね。
 
このことを知った時に、とても納得したのと同時にとても凹みました。
 
 
「私、死ぬまで働き続けるのか、、、」と。
 
 
たしかに、昔は55歳だった定年退職が今は60歳になり、再雇用で65歳まで働くのが一般的になりました。
現在政府が進めている高齢者雇用安定法の改正により定年退職70歳、再雇用75歳までに引き上げられるとすれば、
"死ぬまで働き続ける社会"は一般的になるのかもしれません。
 
…そんなの絶対嫌だーーー!!!
 
と、叫びたくなった方は私だけではないのでは??😂笑
 
じゃあ、どうすればいいの??って話ですよね。
続きは最後の記事で💡

働いても働いても、生活が楽にならないのはなぜか?➀

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』を読みました。

 

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

 

 この本は、

社会人になりたての頃に一度読んだことがあるのですが、

最近もう一度読み返してみました。

 

同じ本でも、
自分の置かれている状況や立場によって、
その時々で感じることが違うので私は昔の本を掘り起こして読むのが好きです。
 
この本は、
転職や独立・副業などを推奨するような内容ではなくて、
そもそもの"働き方"について述べられている本です。
 
働いても働いても一向に給料は上がらないし、
どんどん仕事の量は増えて、
忙しくなるばかり。
サービス残業は当たり前だし、
土日も頑張って働かないとノルマを達成できない。
✔︎なぜ、私たちの働き方はこんなにもしんどいのか?
✔︎どうすれば「しんどい働き方」から抜け出せるのか?
✔︎なぜ労働者はいくら働いても豊かになれないのか?
という数々の疑問に対して、
 
資本主義経済の構造・仕組みと、
その中で働く私たち労働者が置かれている状況について深く分析し、
根本的な原因と筆者なりの解決策について述べられています。
 
上記のような疑問を抱いていらっしゃる方にとっては、自分の働き方を見つめ直す良いキッカケになる一冊だと思います!
 
初めて読んだ時
面白くて夢中になって読んだら、
本を読むのが遅い私でも3時間くらいで読めたことを記憶しています。
内容はしっかりしているのに、
難しい用語などは使われておらずサクサク読めるのでオススメです!
 
 
さて、本記事のタイトルでもある
働いても働いても、生活が楽にならないのはなぜか?
という問いについて。
 
その答えはいくつかあるのですが、(詳しく知りたい!という方は本書を読まれることをオススメします!)
大事な考え方を一つ挙げるとするならば
「私たちのお給料の金額はどのように決まっているのか?」
をまず知ることです。
 
ここで質問です。
 
皆さんが会社から受け取るお給料は、なぜその金額なのでしょうか??
会社は何を基準に私たちのお給料を決めているのでしょうか??
職業や年齢によってお給料が違うのはなぜでしょうか??
 
 
個人の能力や努力量の差?その仕事の社会貢献度の高さ?需要の有無?…
どれも付加価値的にお給料の金額を決める要素ではありますが
本質的には違います。
 
この答えは、、、次の記事で💡

投資詐欺に遭わないためにはどうしたらいいの?

資産運用の相談を受けていると、最近こんな質問が多く聞かれます。

「詐欺に遭わないためにはどうしたらいいの?」

 

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確かに世の中にはたくさんの投資詐欺がありますし、

マスコミも投資詐欺事件が起こるとニュースで大々的にとりあげるため、

❝投資=詐欺が多い❞という印象が染みついてしまうのも仕方ないことだと思います。

 

フィリピンの海老の養殖プラン、未公開株、FX運用で毎月利回り3%確定配当のファンド、タイの不動産投資プラン、自然エネルギー関連の新規事業立ち上げに対する出資などなど。。。

一見それっぽく聞こえる案件ですが、どれも過去にあった投資詐欺事件です。

 

では、投資詐欺に遭わないためにはどうすればいいのでしょうか?

この答えは単純ですが、効果は100%です。

 

それは

「金融機関以外にお金は絶対に預けない」

を守ることです。

 

金融機関で扱われない怪しげなファンドにお金を預けるから詐欺に引っかかるのです。

 

これは、国内外問わずの話です。

国内だから安全で、海外だから危険ではありません。

国内にも投資詐欺はいっぱいありますし、海外でも金融機関なら詐欺をされるリスクはありません。

 

金融機関というのは高い調査力をもっているので、銀行や保険会社で取り扱われているファンド(投資信託)などには詐欺性がありません。

 

私自身は、国内でも海外でも投資をしていますが、しっかりと自国の許可を得て営業している金融機関から購入した商品で運用をしています。

 

とにかく、銀行、保険会社といった金融機関にお金を預ければ詐欺のリスクはゼロになります。

投資を始めるにあたっての鉄則です!

シンプルですが大事なことですね。

 

 

年金は本当にもらえるのか?

鈴木亘著「年金は本当にもらえるのか?」(ちくま新書)を読みました。

経済学者であり学習院大学の教授を務められている鈴木亘氏は、

本書にて統計学的なデータを用いて年金制度の問題についてわかりやすく述べられています。

 

年金関連の本は難解な専門用語が多く、

読むのに疲れてしまうという印象でしたが、

この本はそんな私たち❝シロウト❞に向けて書かれている易しい本であり

とても読みやすかったです。

 

年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書)

年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書)

 

 

ここでさっそく衝撃的なデータを!!

こちらは、本書の中に載っていた「公的年金の世代別損得計算」の表です。

左側が生まれ年、右側は払った年金額に対するもらえる年金額のプラスマイナスを示しています。(▲はマイナスという意味です。)

これを見ると、なんと1955年~1960年生まれを境に自分が払った額に対するもらえる額はマイナスとなっています!

つまり、年金制度が得だと言えるのは1960年生まれまでの方々のみということ。

 

「ガ―――ン!!!今こんなにお給料から厚生年金保険料引かれて手取りが減ってるのに、それが将来もらえる訳じゃないの?!」

って泣きたくなる人も多いのではないかと。。。(少なくとも私は泣きたくなりました。)

 

でもこれって、よくよく考えれば仕方のないことです。

なぜなら年金というのはあくまでも❝人口が増える前提で作られた制度❞だから。

 

少し難しい話になりますが、

日本の年金制度は

❝自分の積み立てた金額を自分で老後に受け取る❞という『積み立て方式』ではなく、

❝今の現役世代が支払った保険料を今の高齢者が年金として受け取る❞という『賦課(ふか)方式』という制度になっています。

 

つまり、今私たちが納めている年金保険料は

今の高齢者世代へそのまま支払われています。

 

ということは、現役世代の減少=年金額の減少となってしまうわけです。

 

年金制度ができた当初は

もっともっと日本の人口は増え続け、

年金の担い手には困らないという明るい未来が訪れる前提だったのですね。

 

さて、「年金は本当にもらえるのか?」という本書の題名に対する結論ですが、

理論的には「このまま少子高齢化が進んだとしても、高齢者への年金給付額をカットして現役世代の年金保険料を増額すれば、年金制度自体は破たんしないよ。」と言えるのですが、、、

それってつまり、

「今のままの年金制度がこの先も続いていくとすれば、私たちが高齢者になったときにはほとんど年金はもらえないし、私たちの子どもや孫世代は重たい年金保険料に苦しむ時代になってくるよ。

ってことなんですよね。

 

これに対する私の結論としては、

「年金はほとんどもらえないものとして考えて、今のうちから自分の将来(老後)に対する備えをしっかりとしておくべき!

ということ。

 

年金(=国)や退職金(=会社)に自分の老後の全てを頼るのではなくて、

基本的な考え方として、

自分の身は自分で守る!

これに尽きると思います。

 

これは私たちのセミナーでも、一貫してお伝えしている大事なテーマの一つです。

 

そのために必要となる知識について、

今のうちから勉強しておくことって

とても大事だと思っています。

『母は強し』家族の為に資産形成を学ぶママ

先日、とあるママさんから資産形成のご相談を受ける機会がありました。

 

その方とは、もともと学生時代からの友人だったのですが、しばらく連絡を取っていなかった間に、ご結婚されて素敵なママさんになられていました☺️

 

 

そんな彼女から久しぶりに連絡があり、

「子どもが生まれて育休を取っている。時間がたっぷりある育休期間中に、何か将来に役立つ勉強がしたいと思った。ぜひ資産形成について教えてほしい。」

ということでした。

 

久しぶりに連絡をもらえたことが嬉しくて、

実際に会って話を聞くと、

「子どもが生まれてからは、ちゃんとお金のことを考えないといけないと思うようになった。自分がお金の管理をしっかりできなかったせいで、この子のやりたいことをやらせてあげられなくなってしまうのが一番嫌だから。」

と言っていた事が、とても素敵だなぁ✨と思いました!

 

 

自分の為に

よりも

子どもの為に

行動の原動力になる。

 

 

それはきっと、

母になってみないと

わからない感覚なんだろうなぁーと、

本当に尊敬の気持ちでいっぱいになりました。

 

そして、

そんなママのもとに産まれてこれたベビーちゃんは、

幸せだなぁと👼💕

 

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子どもの可能性を信じて

子どものやりたいことを

自由にやらせてあげられる親になりたい。

これはきっと、万国共通の親御さんの想いだと思います。

その為には、お金の知識って必要不可欠です。

 

 

お金の知識を学ぶことって

自分の為だけじゃないんだよねって、

改めて思わせてくれるエピソードでした☺️

 

そんな素敵なママさんの相談に乗らせていただいたこと、とても嬉しく思います😊✨

 

母は強し💪ですね!