新しいことに対応できる柔軟性を持つこと。
こんにちは!
今日はここ最近自分が感じていることについて書いてみます。
最近の自分の中でのhot wordは『柔軟性』。
身体ではなくて、心の柔軟性です。
昨日、キングコング西野亮廣さんがブログでこんなことを書いていました。
↓めちゃくちゃタメになると思ったのでシェアさせていただきます!
「嫌い」が加速する日本 byキンコン西野
日本は情報の格差・拡大が加速している。これは言い換えると、「知らないものが増えている」という状態で、「知らない→嫌い→嫌いだから知ろうとしない→更に知らないものが増える→嫌いなものが増える」という不幸ループに入っちゃっている人が、かなりの数にのぼってきているんじゃないかなぁと感じております。(ブログより)
こと「お金」の話題に関しても、これは顕著に表れるなぁと。
先日、こんなことがありました。
栃木県の農家を営んでいらっしゃる30代の男性の方と東京でお会いする機会がありました。
食事の席で「仕事何してるの?」と聞かれたため私は「看護師をしながら、金融教育の講師として働いています。」と答えました。
すると、
「僕、資産運用とかお金の管理とか全然知らないんだけどさ、やっぱ必要なのかな?でも何から勉強すればいいのかわからないしさ。」
とおっしゃり、私の話に興味を持ってくれたため、
・日本人にとっての金融教育の必要性
・世界の金融事情を視察するために2ヶ月に1度香港に行っていること
・香港は国際的な金融先進都市であること
・そこで学んだ知識を伝えるためにセミナーを開催していること
をお話しし、
興味があれば一度セミナーに来てください。とお伝えすると、
その方は
「えぇ〜!!今聞きたいんだけど!普段セミナーで話してること、今説明してみてよ!」
とおっしゃいました。
私は正直、
2ヶ月に1回自腹を切って過去6回も香港まで通って得てきた情報を、普段セミナー参加費を払って2時間半のセミナーを聴きに来てくださる方が居るのに、何故今あなたにほんの1時間程度でしかも無料で話さなければいけないのだろうか。
加えて、あなたと私は今日初対面で信頼関係も何もないですが。
とか、心の中で思いながらも
まぁざっくりセミナーの要約版みたいなものを、端的に30分くらいでお話ししたところ
その方から一言。
「へぇ〜、お金大好きなんだねぇ〜。」
と、皮肉っぽく言われました。
、、、会話終了。
もうその瞬間に、その男性の頭の中は、
「知らない→嫌い→嫌いだから知ろうとしない→更に知らないものが増える→嫌いなものが増える」の不幸ループですよね。
それに加えて、
年下の女性から自分の全く知らないお金の話をされる
という、男性としてのプライドが傷ついた部分もあったのかもしれません。
まぁとにかく、最初からあまり聞く気がなかったんだなぁーと。
そもそも私はお金に関して好きとか嫌いとかいう感情を持ったことがないため、お金が好きか?と聞かれるとなんと答えて良いのかわかりませんでした。
(お金はとても大事なものだと思いますが、好きか嫌いかという天秤にかけたことはありません。空気と一緒ですね。)
長くなりましたが、
言いたいことは西野さんがブログで書かれていることと同じです。
日本人は、新しいことを取り入れることに抵抗が強い。
ことお金に関してはなおさら。
「お金について語ること=悪」みたいな風潮が昔からあるため、少し話題に出すだけでも「詐欺じゃないか?」「ヤバイやつだ」みたいな感覚って、皆さんの中に少なからずあるかなと。
日本はこのままだと「新しいことを伝えても嫌われるから、やめておこう」という人達が必ず出てきて、情報格差・拡大が加速し、「知っている人が、より知り、知らない人が、より知らなくなる」となり、このままいくと日本人は何かを嫌っている時間が増えるでしょう。
もっと言うと、地方の人ほど何かを嫌っている時間が増えると思います。
これはソックリそのまま貧富の差に反映されますので、まずは「それでも説明することを諦めない」と覚悟することと、何か否定するなら「キチンと“知ってから”否定する」というマナーを持つことが今の僕らに必要なことだと思います。(ブログより)
私はもう、栃木の農家を営む彼と会ってお話したいとは思わないので、彼は私からお金の話を聞くことも一生ありません。
ですが、金融先進都市の香港まで行って世界の金融事情を見てきた人間が話すお金の話は、そうそう聞けるものでもないということは確実に言えると思います。
こうやって、情報の格差は広がっていくのだなぁと思いました。
と同時に、自分自身も柔軟な姿勢でいろんな情報に触れていきたいと、自戒の意味も込めて記事を書いてみました。
読んでくださりありがとうございました😊