金融教育ってなんだろう

こんにちは!yokoです。
 
突然ですが、
「よし!お金について学ぼう!」
そう決めたあなたは本屋さんに行って、まず何の本を手にしますか?
 
経済の仕組み?
銀行の役割?
お金の歴史?
 
ちょっと考えてみてください。
 
ちなみに私は(厳密にいうと最初ではないですが)
題名が「〜(略)経済学が10時間でざっと学べる」
帯に書いてあったのは「東大生がいちばん読んでいる本」
目次の最初に出てきたのは「経済学とは何か」
 
インセンティブ、ミクロケイザイ、マクロケイザイ…(白目)
うーん20ページくらいは頑張って読んだかな?w
 
その後も何を勉強したらいいかよく分からなくて
本を買っては途中で挫折、みたいな繰り返しでした。
「やっぱり金融って難しいんだなーーー泣泣」ってなりました。
 
 
そこからあっちこっち脇道にそれながらも金融について学んできた私から
声を大にして言いたいことがあります!笑
 
 
まず最初に学ぶべきこと、それは
経済の仕組みでも、お金の歴史でも、銀行の役割でもありません。
ましてやチャートの読み方でも、不動産の選び方でもありません。
 
 
正しい”考え方”や”価値観”なんです。
そして、このしっかりとしたベースがあるからこそ、次のステップであるHow toに進むことができるんです。
 
 
そしてこれこそが教育だなって思うんです。
 
教育というとぼんやりするのですが、
私が思う教育は”新しい価値観に触れて、選択肢を広げること”かなと思っています。
 
 
ちょっと話が逸れますが、、
 
私は幼稚園の頃から英会話教室に通ってました。
その時はみんなで歌ったりお話したりするのがただ楽しかったのと、たまにもらえるお菓子が嬉しくて通ってたけど、
小学校の時に初めて外国人の先生とお話した時「ええ!私ってすごい!海外の人と喋ってる!!」ってめっちゃ興奮したんですよ(笑)
 
 
英語を学んでなかったら、きっと海外に目を向けることもなかったし、
英語を使った仕事に就きたいとも思わなかったんじゃないかな。
新しい価値観に触れたおかげで、すごく世界が広がったし選択肢が増えたなって思うんです。
 
 
私が金融教育を通じてやりたいのはこれに近いかもしれません。
 
 
金融教育を受けてない日本人は、本当に選択肢が少ないんです。
 
私自身、ずーっと”お金を得る=働く”って思ってました。
資産からお金を得るなんてお金持ちのやる事だし、ちょっと危ない遊びみたいな、私には一生縁のないものでしょって。
つまり、働く以外の選択肢がなかったんです。
 
※ちなみに…実際に、野村総合研究所が実施した投資に対する意識調査では
回答者の約6割が「難しそう・敷居が高い」と感じているという結果が出ています。
 
 
だからこそ「じゃあ働けなくなったらどうしよう?」っていう不安が常にありました。
 
 
じゃあ金融先進国であるアメリカで金融教育を受けていたら…?
 
アメリカの金融の教科書は「どうやってお金を得るのか?」っていうテーマからスタートしています。
 
・自分の時間を労働に当ててお金を得る
・何か案件を解決して成功報酬を得る
・モノを交換してお金を得る
・資産を保有して配当を得る
などなど。
 
これらは、全部フェアなんです。
どれが良い、どれが悪いじゃなくて、自分にあった方法でお金を得るってことの方がずっと大事なんです。
 
アメリカでは小学校くらいで当たり前にこういう価値観を持っています。
 
 
私もだいぶ遅くなっちゃったけど、こういう価値観を知ることができたからこそ、
働きながら、同時にいざという時のために資産からお金を得られる状況も作っていくという選択肢が増えて、お金の置き所(ポートフォリオ)を考えられるようになりました。
 
 
だからこそ、まずはベースとなる”考え方”や”価値観”を広く届けていきたい、そして選択肢がたくさんあるってことを知ってほしい!って思っています。
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました!!
 

f:id:agentay528:20190729032405j:plain

イベント打ち合せ中