投資を始める時、一番最初に知っておくべきこと。

前回、運用を始めるにあたって
①自分が今どんな立ち位置に居るのか?
②何年後にどんな状態になっていたいのか?
この2点を明確にした上で手段選びをしましょう。
という記事を書きました。 

agentay528.hatenablog.com

 

 
今回は
"私が投資を始めた時はどうだったのか?"
について、自分の経験をもとに書いてみようと思います。
皆様のご参考になれば幸いです。
 
①自分が今どんな立ち位置に居るのか?

私は当時、独身の26歳会社員で、給与収入は20代の平均的な収入と同程度でした。

貯蓄は月5万円程しており、残りの額で生活は間に合ってました。
旅行が好きなので、ボーナスを使って旅行に行っていました。
貯金は100万円程度ありました。
 
ちなみに、自分自身の1か月の収支を把握するために3ヶ月くらいは家計簿をつけていました。
家計簿はアプリで簡単に付けられるものもあるのでオススメです!
ズボラな私はZaimの家計簿アプリにお世話になりました↓
 
 
何年後にどんな状態になっていたいのか?
私には「投資をやって短期間でガッツリ儲けたい!」なんていう考えはさらさらなくて、  
 
ただ、
「自分が老後困らないくらいの資産形成をしておきたい」
「いざという時に自分の大切な家族を守れるくらいの資産作りをしておきたい」
ぐらいの目的設定でした。
そこで
Q1.老後はどんな生活を送りたいか?
→年に1〜2回は旅行に行き、毎月の生活はそこまで贅沢せず、普通の暮らしができればいい
Q2.何歳から老後生活を送りたいか?(仕事をリタイアしたいか)
→60歳
その生活を叶える為には、資金はいくら必要なのか
→仮に60歳から85歳までを老後とすると、、
仮に年金がもらえたとしても自助努力で準備しなきゃいけないのは4000〜5000万円
(ここでは話を分かりやすくするため物価上昇については考えないこととします)
 
つまり、私は34年をかけて4000万円〜5000万円を準備すれば良いんだなということがわかりました!
 
これらが明確になった上で、初めて
「どんな商品で運用しようかな?」
を考えるんです。
 
 
何をするにも目的の設定って大事だと思います。
運用を始めようと思った時も同じです。
「何のために?いつまでに?どれくらい?」がきちんと明確になって、
初めて「どうやって?」が決まります。
だから、
運用をしたいと思った時に一番はじめに考えることは
「何のために」
です。
 
それが決まってこそ
「どんな商品で」が決まる。
 
 
 
このステップを無視して
「とりあえず投資が流行ってるみたいだから、月1万くらいから始めてみる」
または
「怖いから何もしない」
「ひたすら貯金をする」
という人が多いと感じます。
 
"何のために?"
をもう一度、見直してみることも大事かと。
 
あ、ちなみに、貯金=安心
ではありません。
むしろ、私としては
貯金(のしすぎ)=リスク
だと思っています。
 
今度、そのあたりについても書いてみたいと思います。